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ハンマー音頭の写真日記

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2007年 03月 13日

 滝を撮る

ブログ仲間のsmall-talkさんが最近、越生に行って見事な滝の写真を撮ってきました。
ブログにアップされたその写真を見て、ハンマー音頭も滝が撮りたくなって出かけました。津久井湖方面に走り、途中で南下。仏果山方面に向います。

塩川滝を77で
 滝を撮る_a0084757_21303662.jpg


宮ヶ瀬湖の近くにある仏果山はハイキング・コースになっている低山ですが、その山から中津川に注ぐ小さな沢に塩川滝はあります。古くから知られた滝で修験の場などになっていたようです。落差は30メートル。極近くまで車で行けて、駐車スペースもあり、そこからのアプローチも整備されて、誰でも気楽に滝つぼ目前までいけます。しかし、鉄製の足場は比較的高めに作られていて、狭い足場から降りていけないのが写真撮影には欠点です。それでも柵を乗り越えて降りられないことはなくもないが、足を折っても自己責任で、ということになります(笑)

さて、問題は持っていったレンズです。ご存知のように、ペンタックス*IstDS2を買ったばかりのハンマー音頭は、 何が何でもペンタックスFA77/1.8Ltdを付けて持って行かなければ気がすまない。被写体との整合性なんてこの際全く無視(^^) なにしろ77を使いたくてデジタル・ボディを買ったんです。他の選択肢は無視(キッパリ)

ところが77mmはデジタルでは115mm相当になってしまい、これは立派な望遠です。上の方から遥か下にある滝を撮るにはぴったりかも。でも、実際いる処は井戸の底のような身動きが殆んど出来ない、狭い滝つぼの中。30メートルの滝なんか、その一部を切り撮るしかない!で、ご覧のような写真となりました。絞りはF5.0、シャッター・スピードは1/25秒です。

手振れしないで済むシャッター・スピードはレンズの焦点距離に比例し、115mm相当のレンズでは100~125分の1秒がその限界となるので、1/25はその2段落ちとなります。*IstDS2には手振れ補正は付いていないので、3枚に1枚程度の歩どまり率しかなくとも、良しとするべきでしょう。

水の流れを撮る時は、シャッター・スピードを低速の方へドンドン変えていって、写りの様々な変化を楽しむことが出来ます。勿論、ハンマー音頭もやりたくて、やりたくて、駄目と分かっていても止まりません(笑)


何これ~という惨めな結果^^;
 滝を撮る_a0084757_2211214.jpg


塩川滝そのものは、カメラを向けると見上げることになり、ひじを胴体に密着させて手振れしないように確保する態勢を取れません。仕方が無いので、滝そのものは諦め、手前の瀬を撮りました。しゃがんでいるので、確保し易いのです。絞りをドンドン絞って秒速を遅くします。F11で1/5秒の5段落ち。あ~あ、やっぱりブレた。なんとも冴えない絵になりました(泣) でも、ロボットじゃなくて人間なんだから、こんなものか。

この撮影中に*IstDS2は電池切れとなり、予備に持ってきたコニカミノルタαSweetDigital+TokinaAF17/3.5に切り替えます。


 滝を撮る_a0084757_22304843.jpg


どうです、銀塩換算25mm相当の画角は、遥かに広いでしょう。その上、シャッター・スピードは1/4秒で3段半落ちですが、びくともしません。広角はずっと手振れしにくいですね。

それにしても、small-talkさんの滝の写真に比べると、遥かにつまらないなぁ(嘆息)

by hanmaondo | 2007-03-13 22:36 | ちょっとお出かけ


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