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ハンマー音頭の写真日記

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2007年 11月 27日

晩秋の那須高原 前編

良く晴れた土曜日、那須高原に住まいする友人を訪ねました。

1 高速バス

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往路のJR高速バスは朝8時20分に新宿駅を出た時はがらがらでしたが、新宿通りや皇居前を経て東京駅で一時停止。そこで他の乗客を乗せるとほぼ満杯になりました。

隣に座ったのが太り気味の小父さん。肉がこちらの席まではみ出して来て、圧迫します(汗)

まったくもー、なんで日本の鉄道やバスはこんなに座席が狭いんだ(怒)
近頃じゃ男どもは極一部の例外を除いてあらかた肥満気味じゃあないか。女子供なら兎も角、成年男子が2人並んだら、こんな座席、幅が足りるわけがない。

などと愚痴っておりましたが、およそ180kmを走って約3時間後に那須高原に到着。爽やかな大気の中に降り立ちました。


2 那須街道の赤松林

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今回の装備はコニカミノルタαSweetDigital+ミノルタAF50/1.4初期型。それに広角のリコーGR Digitalの2台態勢。銀塩時代の大口径標準レンズを持ってきたのは、晩方に友人宅で友人たちを撮ることになるのが目に見えていたからです。GRDは食卓にあがった料理を撮るのと、場合によっては必要になるマクロでの大写し、それに散策の途中で山を入れた風景写真を撮るため。

バス停に迎えに来てくれた友人が案内してくれたのが那須街道沿いにある赤松林。
恵比寿駅から御用列車に乗って那須御用邸に向かった昭和天皇御一家が通った道。ここに至れば高原の雰囲気も充溢して、なくなられた昭和天皇も「今年も来たな」と思われたにちがいない。

月日は流れて、天皇陛下も御用列車を使うこともなくなり、高速道路ができたせいか、赤松林は御用邸へのルートからも外れ、長年放置されて随分荒れていたのを、ある時「あの赤松林は・・・」と皇太子だった現天皇陛下から御下問があったからさぁ大変。打ち捨てられた赤松林は見事に整備されたそうです。

幼い頃、親と行ったリゾート地は誰しも忘れがたい思い出です。その当時皇太子だった天皇陛下が緩く登って行く那須街道で見た赤松林の木洩れ日を懐かしく思い出したのは良く分かる。残念ながらハンマー音頭の両親は、別荘など縁がなかったから、幼い時の高原の思い出なんてまるでないけれど、庶民は庶民なりで湘南海岸と西瓜と麦藁帽子は良く覚えている。


3 友人宅にて 小窓

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別荘村にある友人宅。
外装は木組み模様の山小屋風。屋根を見ると


4 友人宅にて 煙突

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あらまぁ、立派な煙突が。
手前にある樹には何故か栗のいがが1つ残っている。


5 友人宅にて ストーブ

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広々とした居間には薪ストーブが赤々と燃えて、吹き抜けの高い天井もさることながら、このちろちろと燃える炎を見て過ごせる贅沢にいたく関心しました。あぁ、羨ましい。


6 月夜

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宴の後にスモーキング・タイムで外にでると見事な月夜。秋の澄んだ大気のお蔭で「くっきりと兎も見えるぞ」と友人らは言いますが、ハンマー音頭は老眼で何にも見えず、普段だって星が縦に長く見えてたりしてるからなぁ(溜息)
それでも写真に撮ってしまえば、後で拡大して見られるな。よし、最大画素数だ、と思案したまでは良いのですが、これも老眼のためか圧縮の割合は小さくしても画素数は以前のまま。結果、この程度にしかトリミングして拡大できませんでした。


今回は総てミノルタAF50/1.4初期型で撮っています。

by hanmaondo | 2007-11-27 21:01 | ちょっとお出かけ


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