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ハンマー音頭の写真日記

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2008年 06月 12日

梅雨空の東京薬科大植物園


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このところ週末になると友人と連れ立って、多摩ニュータウンの近場で写真を撮っています。先週の土曜に訪れたのはホームグラウンドじゃないか、と言われる程に頻繁に来ている東京薬科大学薬用植物園。こんなに深い森があるのです。相棒を端にちょこっと入れて、森の大きさを際立たせようとした一枚。



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薬科大に入って直ぐ左手にある池では、睡蓮の花が今が盛りです。



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池の脇を登って左に回りこむと植物園の入口があります。その入口の手前は、池を見下ろす絶好のビュー・ポイントで、どうぞお座りなさいといわんばかりにベンチが幾つか置いてあります。


4 GRD
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そのベンチの前は芝生の斜面で急激に池に向かって落ち込んでいます。
その芝生に寝転べば見えてくる庭石菖(にわぜきしょう)。或いは、寝転ばないと気がつかないほどに小さい花です。これは白花。

これはコンパクト・デジカメで28mm相当のレンズをつけたリコーGRDで撮りました。特に明記していなければミノルタのAF50/2.8Macro初期型の単焦点レンズで撮っています。

肉眼では、下の池は随分近く見えるのですが、広角レンズで撮ると、その距離は誇張されて殆ど見えません(汗) これが望遠レンズだと逆に池が寄ってくるのですが。



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赤いのもあります。
ご覧のように50mm単焦点の写りは全く違うでしょう?一番の違いはボケの程度と味ですね。


6 GRD
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さて、薬用植物園に入りましょう。
入って直ぐに日差しが明るい花壇があります。これは、その花壇に植えられていたものではなく、その際に生えている雑草。大輪の花よりも、こんな小さな花が好きなんです。残念ながら名前が未だ分かっていません。



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雑草として生えているのは色々ありまして、これは桔梗草。都心の明治通りの植え込みで見つけたばかりでしたね。この他に赤花夕化粧もありました。



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それではもっと奥へ向かいましょう。暗い谷間には山紫陽花の花がひっそりと咲いています。



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入り口の方を振り返ると、木々に覆われた谷がいかに暗いかよく分かります。



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梅雨の間に虫たちが次々と孵って、せっせと食欲を発揮しているようです。
梅雨明けの頃には、きっと虫だらけかな?「歩く集蚊器」と呼ばれて、我が家で一人寂しく蚊の被害に遭っているハンマー音頭としては、嬉しくない季節がやってきますが、それでも私の子供時代に比べれば、虫の数はずっと少ないと思います。かつてのあの賑わいを、もう一度取り戻したいものです。

by hanmaondo | 2008-06-12 21:24 | 多摩ニュータウン


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