ハンマー音頭の写真日記

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カテゴリ:ちょっとお出かけ( 83 )


2011年 01月 22日

箱根・十国峠

箱根路を われ越えくれば 伊豆の海や 沖の小島に 波の寄る見ゆ     実朝

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お正月早々、友人らと箱根の十国峠で遊びました。標高770メートルの十国峠から南にある熱海方面へと下り始めると、28歳にして悲劇の生涯を閉じた右大臣源実朝が詠んだ歌そのものの風景が広がります。実朝の心を実感する感動の瞬間です。沖の小島は初島。その奥右手にぼんやりと霞んでいる島影は伊豆大島です。


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十国峠は東京もんには良く知られた名所です。小学生の頃、同級生は遠足で行きましたが、ハンマー音頭は風邪を引いて行けず、悔しい思いをしました。あれは小学4年のときだったでしょうか・・・ 半世紀以上の時を置いて(笑)し残した事を補ったわけです。


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小学校の遠足で行くようなところ、と馬鹿にしていたのですが、十国峠のドライブインから片道210円也を払ってケーブルカーで上に上ると、その360度の展望に驚きました。ケーブルカーの駅の背景は富士山です。残念ながら雲に隠れていました。とはいえ、どんな高山に登っても、これほど眺望が開けているのを経験したことがありません。富士山頂や、アルプス級の高山に登った気分です。とても手軽に行けて、峠の駅から歩くと下りばかり(笑)足腰の弱い人にとってこんなありがたい場所はありません。とてもお勧めです。
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by hanmaondo | 2011-01-22 12:51 | ちょっとお出かけ
2010年 12月 10日

裏高尾・日陰沢

1 日陰沢
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赤いペンキでマーキングされている岸辺に立つ茶色の細い木は、アブラチャンです。
1株なのに地面から何本もの幹が出ているように見えます。これを造園などでは「株立ち」
というようで、盆栽では好んでわざわざ株立ちさせるようにもしているようです。株立ちの
対極は1本立ちでしょうか?


2 フユイチゴ
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フユイチゴは食べられます。でも、一度一碧湖で口にして気分が悪くなりました(汗)
人や犬が沢山通るところだったので、なにか良くない物質が付着していたのかもしれ
ません。



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ミシェランがとりあげて、益々人出が多くなった高尾山(599m)は、東京もんは誰でも
小学校の遠足で訪れたことがある低山です。

上るコースはいくつかあります。今回はメインのルートを避けて高尾山の北側にある
裏高尾から上りました。日陰沢ぞいを上っていきます。メインのリートに比べると
たぶん1/10ぐらいの人出です。それでも10組、人数にして20人ぐらいのハイカー
と出会います。やがてメインルートに近づくと日陰沢からのルートは高尾山の尾根道の
北側を迂回していく4号路に出合います。


4 あれが4号路との合流点
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合流点でおそらく標高500メートルぐらいでしょう。あと100メートル登ると高尾山頂で
すが、そこまで行ったら人が溢れているでしょうから、止めました。

5 ミヤマシキミ
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この日、一番鮮やかな赤い色を見せてくれたのがミヤマシキミです。晩秋から初冬に
かけて山で楽しみなものは赤や青い実でしょうか。


6 4号路の桜の古木
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7 シラネセンキュウ
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シラネセンキュウは以前、同じく裏高尾の木下沢(こげさわ)でも見かけました。
シラネセンキュウは湿潤な場所を好むらしく、これも沢沿いの日陰沢林道まで
降りてきてから出逢いました。
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by hanmaondo | 2010-12-10 18:28 | ちょっとお出かけ
2010年 11月 14日

奥多摩むかし道


1 奥多摩湖
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一年に何日もない秋晴れの土曜日、友人らと4人で奥多摩むかし道を歩きました。

11月最初の土曜日ともなれば、そろそろ紅葉が見ごろになってもおかしくないな、と考えて都心よりも4度は気温が低い奥多摩を選んだのです。


登ると4時間、降ると3時間だとものの本に書いてあったので奥多摩湖まで車で行き降ることにしました。


2 中山集落から見る紅葉
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コースは降る一方かと思ったらさにあらず。最初だけ少し登ります。登りきると奥多摩湖が見下ろせるビューポイントが中山の集落に至る前に2,3現われます。

この日は紅葉には少し早かったようで、カエデはまだ青々としていました。2枚目は、これが精一杯に紅葉した山の斜面。奥多摩は植林が進んで杉や檜の単生林が多いので、この斜面なんか大したものです。


3 渓流沿いの散策路
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杉や檜の単生林が大っきらいで渓流沿いのコースを選びました。これは東京都民の水源となる多摩川です。



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奥多摩むかし道は旧青梅街道です。現在の青梅街道には自動車が唸りをあげて走っています。旧青梅街道は現在、数少なくなった地元の人たちの生活道路で歩いているのは我々のようなハイキング客ぐらいです。若いカップルや中高年グループが次々にやってきて、人々を眺めているだけでも飽きません。

旧青梅街道は昔、裏甲州街道とよばれ、甲州街道より少し険しいけれど甲府までの距離が若干短いので「木枯らし紋次郎」さんならきっと此方を通ったことでしょう。ところで途中、歯痛の神様とか耳の病気に霊験あらたかな道祖神とか出てきて退屈しません。昔の街道を長閑に歩きます。


5 紅葉はどこ?
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途中ひっしで紅葉を探します。でも、せいぜい、この程度。


6 今回唯一の赤くなったドウダンツツジ
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7 打ち捨てられたトロッコ軌道
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今日の出発点である奥多摩湖の小河内ダム(おごうちだむ)が作られた時、資材を送り込むために鉄路が敷かれました。完成までの4、5年しか使われなかった鉄路の残りを今も見ることが出来ます。


8 むこうの斜面
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むこうの斜面にこんな具合に集落が見えるとJR奥多摩駅(旧氷川駅)はもうすぐ。案内書は下り3時間のコースだといっていますが我々爺さん連中は昼飯時間も入れて5時間半ほどかけました。
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by hanmaondo | 2010-11-14 15:07 | ちょっとお出かけ
2010年 10月 26日

湯ノ沢峠から大蔵高丸へ



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前回の記事「湯ノ沢峠の秋」の続きです。
1652mの湯ノ沢峠から1781mの大蔵高丸まで、視界が開けた尾根道を歩きます。



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ドライフラワーのようになった薊は多分フジアザミ。そのむこうにある饅頭型の山頂が、今日の目標である大蔵高丸です。



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大蔵高丸の山頂に来て、漸く富士山の姿が見えました。
これだけRicoh GR Digitalの28ミリレンズで撮っています。本来4:3のアスペクトをソニーα700にあわせて16:9にトリミングしました。



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湯ノ沢峠から大蔵高丸へ至る尾根道では、余りキノコに出会わなかったので、林道を下に降りる途中2,3箇所でキノコを探しました。これはその内のスギタケの仲間。傘にも柄にも焦げ茶色のイボイボがあります。このイボを鱗片と呼びます。

傘が開いていない幼菌なので、茶色が濃い目ですが、大きくなるに従い、色が褪せてきます。毒があるようですが、食べられています。



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たった一つ咲いていたナデシコの仲間。ナデシコは本来夏の花ですが、花期は長く10月まで咲いている株があります。


7
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ヒラタケかウスヒラタケ。ヒラタケは晩秋に生えるのだそうですので、春から秋にかけて生えるウスヒラタケである可能性が高いです。


8
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その横で咲いていた紫色の花。花穂の形からシソの仲間だと思ったのですが、花の形が違います。
これはまるで桔梗のような形をしていますが、シソ科の花は多くが唇形の花なのです。

尾根筋ではマツムシソウがまだ咲いていました。それから野菊に何度も出遭いましたが、あれは区別が難しすぎてハンマー音頭には荷が勝ちすぎでアップしないことにしました。


2010年10月27日追記
8枚目の花は綾菜さんにご指摘いただいて、花びらが散って顎だけが残ったものと判明しました。
これに唇形の花が入っていたとするとヤマハッカではないか、と思われます。
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by hanmaondo | 2010-10-26 21:25 | ちょっとお出かけ
2010年 10月 24日

湯ノ沢峠の秋


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昨日の土曜日、朝早くから甲州街道を下って道の駅甲斐大和の先を右折し、湯ノ沢峠(1652m)に行ってきました。秋の山の風情を味わい、合わせて趣味のキノコ観察に行ったのです。

湯ノ沢峠は標高があるので、そこから歩いて1781メートルの大蔵高丸のピークに至るのがとてもらくちんです。写真は湯ノ沢峠から大蔵高丸への尾根道を歩き出してすぐのところで、夏はお花畑です。いまは薄が白く輝いていました。

意外だったのは、自分が思っているほどキノコに出逢わなかったことです。10月中旬に湯ノ沢峠に来る途中の竜門峡で遊んだ時は、キノコを無数に見たものですから、もっと有ると考えていました。どうやら標高500から1000mぐらいの方がキノコに出逢うのが簡単そうです。そういうわけで、帰り道にあちこち短い寄り道をしてキノコを探してきました。どんなキノコを見つけたのかは、いずれまた。

そうそう、湯ノ沢峠は車で行けるので、体力がないハンマー音頭に格好の場所だったのですが、もう一つあてにしていた紅葉は、大外れでした。湯ノ沢峠から大蔵高丸に至る尾根道は、草原が広がっていて紅葉する広葉樹が疎らにしかありません。ちょっと肩すかしを受けた感じです。


2010年10月23日 甲州市大和町 湯ノ沢峠・大蔵高丸
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by hanmaondo | 2010-10-24 17:16 | ちょっとお出かけ
2010年 07月 06日

小雨の今熊林道



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梅雨真っ盛りの6月末、八王子市の北西端にある今熊山(505m)の麓のあたりを
うろちょろしました。

位置としては八王子の中心街から秋川街道を走って旧五日市市(現あきる野市)に
入る直前にあります。

平成の市町村合弁は困り者で、これでまた由緒正しい地名が随分沢山なくなって
しまいましたね。私にとって五日市は、とてもなじみがある地名なのですが、いまや
駅名ぐらいにしか残っていないのかも。


2 今熊神社
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今熊神社は麓と山頂近くにあるようです。右足の膝を傷めていたのと、小雨が止まない
ので、早々に引き上げましたが、今熊林道で撮った5枚の写真をご覧ください。


3 鳥足升麻(トリアシショウマ)?それとも山吹升麻(ヤマブキショウマ)?
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両者の花はそっくりだそうです。そこで葉の形で見分けているらしい。山吹升麻の葉は
山吹の葉に似ているので、山吹升麻という名をつけたようです。鳥足升麻の方は、葉が
もっと丸まっこいようなので、山吹升麻としました。


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5 姫女菀(ヒメジョオン)
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2010年6月27日 八王子市上川町(かみかわまち)
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by hanmaondo | 2010-07-06 21:43 | ちょっとお出かけ
2010年 06月 18日

入山林道 (いりやまりんどう)



1 林道
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踏破してしまった町田北部の多摩丘陵以外の散策路を探そうと、このところ高尾山の北側にある
山地へと出かけています。

今回は八王子市小津町(おつまち)を流れる入山川に沿って作られた入山林道を探訪しました。

2 沢菊
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出かけたのは6月初旬。入山林道の左右にある斜面の森は、概ね檜の単生林のようで、
これは雑木林が大好きなハンマー音頭には、大いに不満です。


3 せせらぎ
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それでも他に行き会うハイカーにもほとんど出会わず、静かな山行きを楽しめました。


4  二人静
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2枚目に見ていただいた沢菊も、この二人静も、森の日陰を好む植物のようです。共に
沢筋で、直射日光が当たることはないけれど比較的明るい林縁に咲いていました。


5 滝
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6 ダート道
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車止めを過ぎて暫く舗装路が続いていた入山林道も、やがてダート道となります。


7 丸葉空木(マルバウツギ)? 
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なんとか空木は、いろいろあって、見分けるのは難しいですね。これは若しかすると
姫空木かもしれません。


8 刈寄山(かりよせやま)
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入山林道は、この辺りまで登ってくると、一直線に戸倉三山の1つ、刈寄山(687m)へ
と伸びて行きます。刈寄山は指呼の間に見えて、今にも到達しそうに見えますが、肝心の
林道はいきなり終わって、細い道が藪の中に消えていました。なので、この地点で遅い
昼食を取り、引き返すことにしました。
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by hanmaondo | 2010-06-18 21:00 | ちょっとお出かけ
2010年 05月 29日

八王子の山奥の醍醐林道(だいごりんどう)



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町田市北部にある里山も、どうやら走破して知らない処が無くなったようなので、新たに
カメラ散歩の目的地を開拓することにしました。出かけた先は八王子市の山奥、上恩方町
(かみおんがたまち)の醍醐林道です。

八王子の街を全く知らない人たちには、高尾山の北側にある山地の中だと言い、八王子
が地元の人たちには、陣場街道を和田峠に向かって進み「夕やけ小やけふれあいの里」
という八王子市の複合レクリエーション施設の少し先の分かれ道で陣場街道から別れて
右手の道を取り醍醐川に沿って進んだ先だ、と説明いたします。

そう、醍醐林道は八王子の最高峰(^^) 醍醐丸(867m)に源を発する醍醐川沿いに造ら
れた林道で、醍醐川は八王子の中心市街を貫流している淺川の支流であり、淺川は又、
東京都で恐らく最も知られた河川、多摩川の支流なのです。

その醍醐林道を車止めがある処まで走り、そこで車を捨てて奥へと歩き出して暫く経つと
「ににく沢林道」との分かれ道がやってきます(写真 1)。



2 紫華鬘(ムラサキケマン)?
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林道沿いに咲く、これは恐らく紫華鬘。黄華鬘(キケマン)の仲間は良く知られたものが
数個あって、どれも良く似ていて同定には経験が必要なようです。単純に言うと、幾つも
実物を見て歩くことが肝要です。


3 枝沢
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さすがに此処まで山深くなると枝沢といえども水は豊富です。


4 土筆
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あれ、初春の象徴、土筆?来たのは5月8日なんですが、低山とは言え、山奥はやはり
春が遅いのでしょうか?


5 深山黄華鬘(ミヤマキケマン)
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またまた、黄華鬘の仲間です。この日出遇えた野草は、それほど多くなく、少し退屈
でした。


6 川辺に下りて一休み
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若い頃は林道などと言うと軽蔑して歩きたがらなかったのですが、今や「林道?いいね、
歩き易くて」というところ(笑)

三ツ沢林道入口の橋を過ぎて暫く歩き、やがて登り傾斜がきつくなり始めると、林は檜
や杉の単生林に変わってきて植生が益々つまらなくなりそうなので、引き返すことにし
ました。醍醐林道をそのまま直進すれば、道は醍醐丸の山頂直下を巻いて南下し、
やがて和田峠で陣場街道に再び合流します。そこまで行く気は初めからありません
でした。今回は偵察です。良い処であれば季節を変えて何度でも来るところですが、
杉や檜が多いのでは、余り来たい気がおこりません。

ところで:
広角レンズは、これまでリコーのGRDで済ませていたのですが調子が悪くなり、プログラム
モードでしか使えなくなったために持ち出すのを止めました。それで広角も一眼レフでやる
ことにして、今やカメラも2台体制です。

一眼レフカメラを2台、首から提げて歩いていると、どうしても振り子のように揺れてカメラがぶつかり
合いますから、1台は肩から斜め掛けして固定します。残りの1台を常に両手で持って、これを
メインにして行く訳です。まぁ、報道の現場では良く有る「勇姿」ですが、ハイキング程度の
山歩きでは余り見ないですね(笑) 幸い、醍醐林道ではほとんど人に出会いませんでした。
メインのルートから遠く外れています。


7 紫ではなく白いケマンがありました
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これは若しかして次郎坊延胡索(ジロボウエンゴサク)? それとも紫華鬘の紫色が少し褪せた
だけかしら?黄華鬘の仲間は花の形がそっくりですからね。他の同定ポイントを知らない
とハンマー音頭のようにお手上げです(^^)

ちなみに次郎坊延胡索は、比較的知られた野草なのですが、出遭う確率はかなり低い花です。


8 
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帰り道、水場があってお兄さんが2リッター入りのペットボトルに幾つも湧き水を満たし
てから自転車で帰っていきました。きっと毎日来て商売に使っているのかもしれません。
珈琲とかお蕎麦屋さんとか。

その近くに咲いていたのだ、えーと、これは蔓鹿の子草(ツルカノコソウ)だったかな?5月初旬
のこの頃、盛んに林縁で咲いていました。
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by hanmaondo | 2010-05-29 18:55 | ちょっとお出かけ
2010年 05月 20日

八王子城祉


1 春紫苑(ハルジオン)?それとも姫女苑(ヒメジョオン)?
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5月9日、13日と2回続けて八王子城祉を訪れました。

低山を徘徊すると4月ごろから春紫苑が咲き乱れています。ですから春紫苑だろうと
安易に考えて詳しく観察することもないのですが、さて名前を挙げようとすると迷い
ます。若しかしてこれ、姫女苑じゃないの?

互いに花はそっくりです。違いと言えば・・・
春紫苑の方が当然ながら先に咲きます。姫女苑はそれに対して、およそ1カ月ほど
遅れて咲き始めます。昔は「6月から」と書かれていたのですが、温暖化でどの花も
開花が1カ月早まっているのが普通です。

次に春紫苑の蕾は首を垂れています。これは結構目に付く相違で分かり易いですね。

葉は、春紫苑の場合、花が咲いている時に地面に近い葉が残っていますが、姫女苑
ではなくなっています。

また、春紫苑の葉は少し茎を抱きこむような形をしているのですが、姫女苑では、そうで
はなく、茎に近い部分は細くて、すっきりと茎から離れる形をしています。

それでも区別ができなかったら奥の手で茎を折ります。中が中空になっているのが春紫苑、
姫女苑では空洞はなく、しっかり詰まっています。

さあ、どっちでしょう?1つのヒントが正解に導いてくれることでしょう。ご解答ください。


2 「御主殿」の坂虎口(ごしゅでんのさかこぐち)
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御主殿というのは、領主の館があった場所のようですね。近年、発掘が何度かなされて
戦国時代の山城の遺構が、ななり良好に残っていることが判明したところです。戦国時代
に虎口は、入口に殺到する敵の侵入を難しくするために様々な工夫がなされた場所です。



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4 「御主殿の滝」
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16世紀末、城は豊臣秀吉による小田原攻めの時、前田利家とか真田昌幸など、時代劇ファン
に良く知られた武将らによって1日にして落城させられたそうです。この滝の落ち口で城方の多
くの武将や婦女子が自刃し、彼らの血が3日3晩滝を赤く染めたとか。

そのせいか、ここは「心霊スポット」として有名なんだそうですが、私が訪れた日はいずれも良い
天気で、陰惨な印象は皆無でした。

それでも地元の人は今でも落城した旧暦の6月下旬の日には、ここを訪れるのを避けているそう
です。ほんとかな?
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by hanmaondo | 2010-05-20 21:21 | ちょっとお出かけ
2010年 05月 10日

溶岩ドーム・矢筈山816mに登ってみました


1 登山道
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誘われてゴールデンウィークに伊豆は伊東にある矢筈山という溶岩ドームに登ってきました。

伊豆のこのあたりには火山が集まっています。それも一回噴火すると二度としない単成火山ばかりで、有名なのはロープウェイなどで気軽に登れる大室山や小室山です。大室山は大量の溶岩を吹き出して、伊豆高原や風光明媚な城ヶ崎海岸を作り出しました。これらを専門家は伊豆東部火山群と呼んでいます。海底のものも含めると100個ぐらいあるのだそうです。矢筈山はその一つです。

この100個ぐらいの火山は、火山灰が積もってなだらかな斜面を形成する大室山のようなスコリア丘が多いのですが、中に例外的に粘性が高い溶岩が噴出すると形成される溶岩ドームがあります。溶岩ドームといえば、近くはその噴火の恐ろしさをTVで目撃した雲仙普賢岳の噴火活動(1990-1995)が忘れられません。40名以上の貴い人命を奪った火砕流の恐ろしさを知ったのもあの時でした。その時にそそり立った溶岩ドームの不気味さは、強く心に残りました。

溶岩ドームを登ると聞いて、さっそく思い浮かんだのが、あの恐ろしげな普賢岳の溶岩ドームでした。すると、恐いもの見たさでむらむらと行ってみたくなりました(笑)




2 集合場所・熱海港
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しかしながら60を過ぎたいいオジ(イ)サンが6人、ともなりますとコンディションも経験も体調もバラバラです(笑)

で、一計を、というほどのことはないのですが、用心を重ねて、6人パーティに少年時代から山に親しんで体力もある2人のベテランを配しました。

その1人を待つ熱海港。東洋のナポリあるいはまたモナコを標榜しているようです。あの赤い不格好な船こそは、その頼りになる友人が乗る高速ジェット船です。



3 トリカブト 
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登ってみて矢筈山は登山道が整備されていない、迷い易い山でした。その上に池あり湿地あり最後の上りは大きな石がごろごろと続く、尋常ではない山と分かりました。

それから野草の種類が少ないのに気づきました。どうやら鹿が出没するらしく、どれも食べられてしまうようです。残るのは毒草のトリカブトばかり(汗)

4 
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私を含めて軟弱組はすぐに脱落しましたが、そこは高校時代からの友人たち、ベテランらは先遣隊となって頂上に達し、あっという間に戻って山頂の様子を報告。引き続いて大休止の場所を確保して昼飯の味噌汁を作るという具合に大活躍でした。そういうわけで軟弱組も登った気分(笑)楽しく矢筈山を堪能して帰ってきました。

P.S.
良い子は決して真似しないように。かなり危険な山です。
成人男子といえども初心者にはお薦めできません。すぐに道に迷います。
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by hanmaondo | 2010-05-10 18:24 | ちょっとお出かけ