2006年 12月 16日
今日はミノルタの標準レンズAF50/F1.4初期型をカメラに付けて、少し小山田緑地を歩きます。 あいにくの曇り空で、その上紅葉も殆んど終り、鮮やかな色彩には恵まれそうにありません。コントラストの強くないこんな日こそ、ポートレートを撮りたいのですが、あいにく一人です。 多摩丘陵にある小山田は大きな森だったようです。今は虫食いのようにゴルフ場やゴミ処理場に侵食されて、昔の森は緑地と呼ばれてあちこちに飛び地のように残っているのかな、と適当に想像しています。 鉄道の駅はどこも遠く、車で来るしかない町田の、そして奥多摩を除けば東京の数少ない僻地の1つです。 その飛び飛びにある緑地の1つを小山田緑地公園と呼びます。 ( Minolta AF50/1.4 I, F2.5, 1/40, ISO 100, -0.30 ) 暗い谷の奥には沼があり、木道が置かれています。 ( F2.5, 1/80, ISO 100, 0.00 ) 谷間は暗いが、尾根に抜ければ視界が開けて広場を見渡せます。 ( F3.5, 1/50, ISO 100, +0.30 ) 緑地公園から他の飛び地へ向かう散策路が整備されています。 ( F3.2, 1/250, ISO 400, +0.30 ) それを明示して道行く人の助けにもと道標がわりの石柱が立っています。道端にはなんの花かツツジの仲間が咲いています。 ( F5.6, 1/50, ISO 400, +0.70 ) これって、季節はずれなんでしょうね、きっと。11月に咲く桜みたいに。悲しいかな花にはとんと無知です。かつて若い頃歌を読む女性から、日本はいつでも花が咲いている、冬の最中ですら、と言われて、そんなものかと聞き流し、後に自分が日本文化に関して如何に無知かと一人気づいて、恥じ入った記憶があります。あれから少しも進歩しないどころか、退歩しているようです(笑)
by hanmaondo
| 2006-12-16 23:22
| 多摩ニュータウン
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