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ハンマー音頭の写真日記

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2006年 12月 27日

小山田緑地公園 その3


梅木窪は、里山の浅い谷の1つと理解すれば良いのでしょうか。このような場所を多摩のあたりでは谷戸、千葉の方では谷津と呼ぶ、と何処かに書いてありました。谷戸と言えば湧水があり、湿地があり、ハイカーが足を取られないように木道がそなえられていたりします。

小山田緑地公園 その3_a0084757_18394185.jpg

( F2.8, 1/640 )


今回の撮影の課題は、シグマ24/1.8の絞りとボケの関係を把握することにありました。24mmレンズは広角ですから、漫然と撮っているとボケは生じません。少しでも絞り込めば、容易にパンフォーカスが得られ、集合写真を撮るのに適しています。背景をボケさせるためには開放近くで、間近な被写体に焦点を合わせる必要があります。紅い実が綺麗だったので、ぐっと寄って撮ります。

小山田緑地公園 その3_a0084757_18475167.jpg

( F2.2, 1/500 )

あらま、もっと寄って実を大きく撮るべきだったな。これじゃ、何が写っているのか良く分からない。兎も角、背景の階段のあたりはかなりボケましたが、もっとボカすべきではなかったか、と反省。それによって紅い実をもっと際立たせるべきだった、と言うわけです。
そのためにも紅い実にもっと接近するべきでしたね。

前回「その2」の最後の写真では、手前にある梅の幹に焦点を合わせて背景のテーブルをボカしてありますが、その時のボケは逆にボケ過ぎています。背景に何があるか説明しないと分かりにくい。絞りを絞って、F4.0ぐらいにするべきだったかもしれません。

シグマ24/1.8でボケさせようとする時は、絞りを開けるか、近接撮影で背景をボケさせる以外にやりようはありません。梅の木から少し離れれば、絞りを変えなくてもボケは少なくなるでしょう。ここいら辺の兼ね合いは経験しないと身につかないと思われます。

さて、小山田緑地には極近くに大泉寺という曹洞宗の立派なお寺があります。車止めから山門を望みます。この山門は立派でした。周りには見事な杉の巨木が残っていて、鎌倉以来の歴史を感じさせます。

小山田緑地公園 その3_a0084757_18411474.jpg

( F2.5, 1/400 )

立派な山門と言っているのにボケてて良く分かりません。
なんせ、手前の車止めにピントを合わせてあるのですから(^・^)

脇にはアルカイック・スマイルのお地蔵様が・・・

小山田緑地公園 その3_a0084757_18415588.jpg

( F2.5, 1/200 )


大泉寺の本堂は鉄筋コンクリート建てで感興を削ぎますが、この他にも屋根が美しい観音堂があります。急な階段を上ります。

小山田緑地公園 その3_a0084757_18492142.jpg

( F2.5, 1/100 )


鈴が懸かっているので最初は神社だと思いました。

小山田緑地公園 その3_a0084757_1850173.jpg

( F2.5, 1/125 )


良く見ると、あれ蝉の抜け殻かな?もう初冬なのに?

小山田緑地公園 その3_a0084757_18505653.jpg

( F2.5, 1/320 )

by hanmaondo | 2006-12-27 19:40 | 多摩ニュータウン


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