ハンマー音頭の写真日記

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2008年 09月 19日

山鳥茸擬 (やまどりたけもどき)




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近所の東京薬科大学構内から平山城址公園に入った途端に見つけたイグチの仲間。その内の1本を抜いて持って帰り、細かに観察して同定を試みることにしました。



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高さは約12cm。傘の直径は約5cm。傘の色はこげ茶色でビ­ロード状。柄は下に行くほど太め。網状の文­様があり、上の方が緻密で下の方は荒い。これは傘が開ききっていないので、成菌になっていないと思われます。



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傘の裏を観察。スポンジ状で襞がありません。間違いなくイグチの仲間です。イグチの仲間は傘の裏が例外なくスポンジ状ですから、とても分かり易い。その上に毒キノコが少ないという、なんとも結構な特徴があります。



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縦割りにカット。果­肉はしっかりしていて、若干良い香りがします­。傷をつけても液は出てきません。そのまま、数時­間放置したが色変わりもなし。 つまり、保存するのも楽だ、ということですね。キノコの中には溶け出すのもありますからね。



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以上の特徴から、先ず間違いなく山鳥茸擬だろうと結論付けました。勘違いでなければ良いのですが(^^)

擬(もどき)でない山鳥茸は、イタリアやフランス料理の高級食材だそうです。日本にもありますが、平地でなく、どうやら亜高山帯に行かないとなさそう。

山鳥茸擬は、手で触れて見ると分かるのですが、キノコとしてとても良い感触です。食べて美味しそう。スパゲッティなどに良く合うのではないでしょうか。香りを嗅いで、松茸を思い出しました。松茸ほどの香り高さはないですが、悪くありません。しかも、平地のあちこちで見かけます。つまり、放置してあるわけです。意外と知られていないのですね。
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by hanmaondo | 2008-09-19 21:37 | キノコ


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