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ハンマー音頭の写真日記

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2009年 01月 31日

名もない小さな谷戸にて




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多摩ニュータウンの南に広がる小山田、小野路、図師などの多摩丘陵の里山は、今なお昔ながらの風景が拡がっている稀有な場所です。でも、ゴルフ場や新興住宅団地などに侵食され、耕地面積が小さいために農業だけでは当然ながら生きて行けず、放置された田や畑が多く見られます。特に旧首都整備公団が、宅地開発を諦めた後も囲い込んで所有している丘陵地帯は荒れ放題で見る影もありません。

12月のある日、そんな風に放置されて最早誰も手入れをしていない、小さな谷戸を訪れました。



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放置田や畑には葦やアズマネザサが生い茂っています。竹林は間引きもされず生い茂り、かつて栄えていた多様な植栽を総て飲み込んで行きます。小さな谷戸も、その内全部侵略者のような竹林に飲み込まれるのでしょうか?

ともに2008年12月26日町田市小野路町 Ricoh GRD

by hanmaondo | 2009-01-31 20:47 | 里山


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