ハンマー音頭の写真日記

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2009年 07月 13日

衣笠茸 キヌガサタケ




ちょっと憧れていたキノコに、漸く出逢えました。
その姿の美しさから「キノコの女王」と呼ばれる衣笠茸です。


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去年の夏以来キノコに興味を持って、冬の間もなんとか見付けることはできないものだろうか、と熱心に追跡してきました。それでも同定できるのは、本当に極一部だけで、日本のキノコの種類の多さに感嘆するやらあきれるやら。蚊に刺されまくって泣きべそをかきながら撮ったこともありましたね。

う〜む、苦節たったの1年(笑)で、成果っぽいものをあげることができました。ディズニー映画でおなじみの赤いキノコと言えば紅天狗茸(ベニテングタケ)。これは北海道にでも行けば平地に生えていますが、本州では1500mぐらい登って、岳樺(ダケカンバ)や白樺がないと見ることが出来ません。それをキノコ嗜好の原点として、何時かは撮影したいものだと考えたのですが、そこまで長い背景を持っていなくても、衣笠茸はその姿の美しさもさることながら、適切な時期に適切な場所に出かけていかないと、出会うことができません。なぜなら、あの美しい網目模様のベールは朝3時間ぐらいかけて展開されると、その日のうちに消滅してしまうのです。その儚さゆえに、益々見たい気持ちが高まるわけです。

それでは適切な時と所は、と当然ながら皆様も問を発することでしょう。時は今、梅雨時に竹林を歩いてください。衣笠茸は必ず、枯れた竹の根と菌糸で繋がっています。広葉樹林でも見られるそうですが、多分その下には竹の根があるのでしょう。

衣笠茸は中華料理では、フカヒレ、燕の巣と並ぶ高級食材だそうです。なんでもスープの具にするらしい? 高級と名付けられたものには縁が無いハンマ−音頭は、想像することもできませんので、その料理の素晴らしさに関しては深入りを避けたいとおもいます。

衣笠茸にはスッポン茸同様、頭のところにグレバと呼ばれる部分があります。これによってスッポンタケや衣笠茸は、異臭を出して蝿などを呼び寄せ、胞子を運んでもらうという戦略をとっています。料理する時は、このグレバを水などで、きれいに流し落とすようです。


2009年7月12日町田市相原町・大戸緑地 Pentax FA77/1.8 Limited
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by hanmaondo | 2009-07-13 19:03 | キノコ


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