ハンマー音頭の写真日記

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2009年 10月 01日

鳳仙花(ホウセンカ)



1 2009年9月7日 愛川町半原 ミノルタAF85/1.4 初期型
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情けないことにハンマー音頭は、鳳仙花の名前は
聞いたことがあっても、花は知りませんでした。
愛川町半原の沢沿いにあるハイキングコースを歩
いていて、比較的大きな花を見て、初めは野草か
もしれないとぬか喜びをしたという次第です。

鳳仙花は学校の理科の実験などにも使われていて、
その上に園芸植物だという話なので、良く知ら
れている花なのですね。知らなかった。

私の通った学校は生物が選択制でして、あれは多分
受験体制だったのですね。今なら、考えられない。
何もとらなくとも生物は履修したでしょうに。


2 2009年9月12日 愛川町半原 ミノルタAF50/1.4 初期型
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そういえば、歌にも歌われていました。中島みゆき、
加藤登紀子、島倉千代子らの歌が知られているよう
です。ハンマー音頭が聞いたことがあるのは、その
うちの加藤登紀子だけ。

元は韓国民謡と言われる「赤い鳳仙花」と題する歌
の中に

♪かわいい娘は 爪先染めたよ♪ 

という文句があります。これは韓国で鳳仙花の花びら
を使って赤い塗料を作り、女の子が爪に塗って飾り、
初雪が降るまで、その色が残れば恋が叶うという言い
伝えが下地になっています。

うら若い乙女のマニキュアとなれば、どうしても赤を
想像してしまう、しょーもない感性をしておりますので、
赤い鳳仙花もアップしました。

それにしても晩夏か初秋に咲く鳳仙花でマニキュア
をして初雪までもたせる、というのは厳しいですね。
韓国では、それを願った乙女たちの思いは、殆ど叶わ
なかったのでしょうか?それとも初秋と初冬の間が
それほど短いのでしょうか?

女の子が鳳仙花でマニキュア遊びをしたのは、江戸
時代の日本にもあったようです。その為か別名を
爪紅(ツマクレナイまたはツマベニ)と言います。

沖縄では鳳仙花のことを「てぃんさぐ」と言い、良く
知られた民謡「てぃんさぐぬ花」の冒頭で

♪てぃんさぐぬ花や 爪先に染みてぃ
親の言し事や 肝に染みり
( てぃんさぐの花は爪に染めるけど
 親の言うことは心にしっかり染めなさい )

と唄われるのも、この故事を知って初めて
納得がいくでしょう。



3 2009年9月12日 愛川町半原 ミノルタAF50/1.4 初期型
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鳳仙花はツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草。
原産地はインドからマレー半島、南中国に渡る
東南アジアで、日本には室町時代に渡来したのでは
といわれています。

中国で知られた薬用植物で、鳳仙の名前もそこから
きたようです。できものや腫物に薬効があるとか。

あ、そうそう、忘れるところでした。鳳仙花の一大
特徴は、果実が熟すと、ちょっと触れただけで弾け
飛ぶことです。良く話に聞いたことがあったので、
ああ、あれか、と納得です。


4 同じお仲間の黄吊船(キツリフネ) 
2009年9月13日長池公園 Minolta AF50/2.8 初期型
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下の花びらがまるで涎掛けのように広がって、だらっと垂れているところが良く似ていますね。あ、そうそう、唄としては中島みゆきの「ほうせんか」の方が良かったですね。78年ぐらいにシングル盤で出たものですが、あの頃の中島みゆきらしい曲でした。島倉千代子の唄は勘弁。

と言っても聞いたのはYou-Tubeです。10枚ぐらいあるLP(死語?!)の中には入っていませんでした。私の世代ですと下手をすると音源がレコード、カセット、CD、MDとあって、プレーヤーが動かなかったりして、大騒ぎが起きたりもします(笑)
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by hanmaondo | 2009-10-01 19:32 | 当てずっぽう植物図鑑


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